状況を報告せよ

この記事は、SHIROBAKO Advent Calendar 2019 - Adventarの15日目の記事です。SHIROBAKOが放映された2015年からもう5年経過します。地元が武蔵野市だったので、みるたびに懐かしさとここは変わった変わってないと風景も少し気にして見てしまう。学生の時に初めてSHIROBAKOを見た私も社会人になり改めて見て、思ったことの一つとして3話の矢野と宮森を中心に書いていく。


状況を報告せよ

SHIROBAKO 3話にて

トラブルが重なって、思考停止になった宮森。そんな宮森を見かねた矢野が屋上に呼び出した際のやりとり
矢野「で?どうしたの」
矢野「4話は?」
宮森「あの、あのえっと万策つきました。」
矢野「それはデスクのセリフ。つきていない。」
宮森「でも、放送できないかも。」
矢野「だから何で、何を持って放送できないというのか。」
宮森「わかりません。」
矢野「状況を報告せよ。4話と9話を一番よく知ってるのは宮森なんだから、落ち着いて思い出せ。」
宮森「ふぇ」
矢野「宮森が動いてこそ4話は完パケるでしょ」

f:id:gabdro:20191215055004p:plain
3話 「総集編はいやだ」

宮森と矢野の関係が好きだ。というのも、宮森が混乱した際に手を差し伸べ、状況を整理して、次のアクションの方向性を指示する。私にとっては理想的な先輩であり、矢野みたいな先輩が羨ましく、私もこんな先輩になりたいって思わせてくれる。

私の状況

私は今年から会社に就職したいわゆる新卒一年目だ。職種的にはデータ分析とエンジニアリングを生業としている。入社日2日目に始まったプロジェクトにアサインされ、もう8ヶ月が経過する。もう精神と肉体がともに低空飛行して、その中を振動している。

未経験を免罪符するわけではないが、プロジェクトの計画や実行の大半をほぼ私が行うとかいうのもあって、プロジェクトはかなり難航している。私自身も、何回 宮森の状態になったことか。

8ヶ月の大半、要件定義から方針、ヒアリング、スケジュール、工数管理とそして技術サーベイに実装 全てをほぼ自分自身で行っていたら壊れました。 今にして思うとスケジュールも工数管理もヒアリングも二往復、三往復。実装も方針が二転三転すると変更、とにかく非効率で抜けしかなかった。

f:id:gabdro:20191215060141p:plain
わわわ

「わわわー」という状態になった際に助けてくれる矢野みたいな人がいるといないとでは全然違う。 自分で思った以上に自分自身がパニックすることを自認するって難しいんだなって感じた。指摘されないと自分がパニクってるかわからない。


パニックの原因は多々あるけど、その中の一つでも。技術的悩みを相談・解決してくれるメンバーや、プロジェクトを方針やマネジメントするPMがアサインされるとか、私の状況を俯瞰的に見て指摘してくれるメンターとか、どれか一つでも叶ってれば解決したし状況が好転し、リリースが早くなったかもしれない。IF をいくら言っていても現状はしょうがないけど。

では、いない状況でどのようにすればいいか。それは、とにかく状況の整理と報告。 そして、どうしようもなく、困った際にはSOSを出す。最悪逃げ出すことまで考える。

f:id:gabdro:20191215064153p:plain

そんな私の状況を報告しましたが、私が壊れ始めたときに、自分から動いたので、プロジェクト外から手を差し伸べてくれる人が増えてきて今少しずつ事が進み始めている。なんとか良い方向に転換し年末を迎えたいもの。自分から動かなかったらと思うと本当に怖い。

終わりに

「アニメは一人で作ってるんじゃないんだよ、アニメ制作はチームワーク」

一人でプロジェクトを全てやるのはかなりきつい。それこそ、一人で作ってるわけじゃない。 プロジェクトがやばい際に、身近なところに相談に乗ってくれる先輩はやっぱりいいなって素直に思いました。社ではSlackが主で活用されているため、物理距離に意味がないという人もいる。けれど、困った時に相談に乗ってくれる。本当にやばい際に声をかけてくれる。そういうさ、様々な点で近いところに頼れる先輩がいるってやっぱり、心強いよ

f:id:gabdro:20191215070728p:plain
顔ひどいよ 19話「釣れますか?」


何回も見てるアニメは思ったより少ない。その中でもSHIROBAKO は、みるたびに違う見方や発見をくれる。 そんなSHIROBAKO の劇場版がいよいよ来年2月末に公開されます。この年末にもう一度見直して、備えたい。